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2012年11月14日

初回ワークショップの模様

去る11月11日(日)、万年橋パークビル8Fにて『A BloCreation』初回ワークショップ「アニメーションの企画・プロデュース」を行いました。
当日は『A BloCreation』のトータルコーディネーターを務める、福冨忠和先生(専修大学ネットワーク情報学部教授)を講師にお迎えし、今後の基礎となる基調講義をいただきました。

冒頭では実行委員会代表 上野壮大から、『A BloCreation』の成り立ちや目指すべき目標などに関して挨拶がありました。
初回ワークショップの模様

福冨先生の基調講義はまず、事前に受講者へ出されていた調査課題への言及から始まり、
アニメはひとつの会社によって作られているわけではなく、いろいろな人や企業の関わりの上に作られているのだというお話、そして、現在のアニメーション制作の現場において、頻繁に取られている『製作委員会方式』以前の状況や、その発端から広がりまでのお話をそれぞれのメリット・デメリットと絡めてご説明いただきました。

初回ワークショップの模様

また、世界から見た日本のコンテンツ産業にも触れ、日本のGDPに占めるコンテンツ産業の比重が他国と比べても大きくなく、コンテンツ立国とは言いがたい現状について概要を説明をしていただきました。
その後は企画書の作り方について、企画書を宛てる会社や、一般的な30分アニメーションの予算などに関するお話などもあり、多岐にわたってアニメーションというコンテンツについて知ることのできる講義となりました。

15分の休憩を挟み、ワークショップは福冨先生と受講者とのトークセッションへ移りました。
ここでは先ほどの企画書に関するお話について、オリジナルアニメーションについてはどのような企画書を書くのか、などの質問があり、福冨先生が実例を示しながらご説明されました。

初回ワークショップの模様

基調講義・トークセッションと合計で120分の間、見学者・受講者のみなさまはメモを取りながら真剣に福冨先生のお話に聞き入り、実行委員の私たちも興味深くお話を聞かせていただきました。
ここでしか聞けないようなアニメ業界の裏話もあり、時には受講者・見学者の中から驚きの声も上がっていました。

次回は11月17日(土)、非公開の形でワーキンググループⅠを行います。
このワーキンググループでは実行委員会顧問を務める赤尾晃一先生(静岡大学情報学部 准教授)を迎え、今回のワークショップの補完に当たる内容や、産業の視点からのお話をいただく予定です。
また、公開ワークショップであるワークショップⅠは来月初旬に開催する予定です。日程が決定次第、告知させていただきます。



Posted by ABC実行委員会 at 01:03│Comments(0)
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